- 町中華「登喜和」の店内はすべてテーブル席
- 町中華でありながら、カツ丼が人気のお店
- 「登喜和」の麺類、ご飯ものメニュー
- 一品料理には1,500円の酢豚も
- 町中華なのに「カツ丼」や「オムライス」がある理由
平日のランチタイムになると、成子坂下交差点から十二社通りにかけて並ぶ飲食店は、どこもお店の外まで行列。
その中の一軒が、町中華「登喜和」です。
お店の外のショーウィンドウには、懐かしい雰囲気の商品サンプルが。
このあたりは再開発でどんどんお店が入れ替わっていますが、かつてはトマトタンメンが有名(今は新江古田へ移転)だった「白龍館」、つい何年か前までは、並びに中華料理屋さんも、もう一軒ありました。
そんな入れ替わりの多い中でも、残っている&いつものランチの行列。
更には、夜ちょっとお店を除くと、常連さんらしき方が貸し切りにして宴会をしていることもしばしば。
ということで、以前から一度来てみたいと思いつつ、平日のみの営業で夜は早めに閉まるのでなかなか行きづらかったのですが、ようやく行ってきました。
町中華「登喜和」の店内はすべてテーブル席
店内は昭和レトロの雰囲気が心地よい、いかにも中華料理屋さんという感じ。
十二社通り沿いにあるので、車や人通りが店内から見えます。
席はすべてテーブル席で、夜はピンのお客さんが多く各テーブルに一人ずつ座っているのですが、不思議と相席にならない。
みんな、さっと食べてさっと帰ると、途端に次のお客さんが入ってくる。
おそらく?常連さんは、空いてたら入って食べようかな、という感じなのかもしれません。(たまたまかもしれませんが)
町中華でありながら、カツ丼が人気のお店
「登喜和」が気になったきっかけは、中華料理屋なのカツ丼の評価がいいということ。今回も早速注文してみました。
出できたのは、どーーーん!と、丼ぶりからカツ丼がはみ出るんじゃないか、っていう位のボリューミーな一品。
ダシがしっかり染みていて、丼ぶりじゃなく酒のつまみになりそうな感じ。
呑兵衛的には、カツの卵とじっていうメニューも作ってほしい(笑)。
カツ丼と一緒に、スープと漬物も出てきます。この3品で750円って、かなりおトクじゃないですかね。
カツ丼が出てくるまでは、瓶ビール(中)550円と、餃子(400円)を注文。
連れは、肉ピーマン丼なるものを注文(850円)。チンジャオロースの丼ぶり版、という感じですかね。
これもめちゃライスが多く、お腹いっぱい&満足と言ってました^^
「登喜和」の麺類、ご飯ものメニュー
メニューは600円のラーメンから7、800円代が中心とリーズナブル。
「めちゃくちゃ美味しい!」という訳じゃないんだけど、家で食べていたような、なんかほっとする味。だからリピーターが多いのかもしれません。
また、お客さんが注文されているメニューで多かったのがオムライス。
しかも、すごい大きな(そう見えた)一品でした。こちらもぜひ次食べてみたいです。
一品料理には1,500円の酢豚も
リーズナブルなメニューが多い中、ひときわ目を引くのが、1,500円の酢豚と1,300円の肉団子。
こちらは、混雑するランチタイムを外した、13:30~のメニューだそうです。
町中華なのに「カツ丼」や「オムライス」がある理由
※2019/11/11追記
前回訪問した際、周りのテーブルで「カツ丼」以外に「オムライス」を注文されている方がたくさんいて、気になっていたので、再訪。
創業から71年変わらない味、という「オムライス」を食べてきました。
一緒に出てくる中華スープの器と並ぶとわかりやすいですが、本当にボリューミーな一品!!!
「登喜和」は、西新宿でもともと大衆食堂としてオープンし、40年前に中華料理店にリニューアルしたとのこと。
そのさい、周りに「オムライス」を食べられる店がなく、お客さんが気軽に食べられるように、とメニューに残したとのだそうです。
中のライスの具はチャーハンと同じで、炒める際はラードを使ったり、肉も鶏肉ではなく豚肉、たまねぎではなくねぎを使うなど、中華料理店ならではのアレンジ。
味付けにケチャップを使って、ケチャップチャーハンに仕上げ、薄焼き卵で巻いています。
味付けはお店全体がそうですが、かなり濃い目で記憶に残る味。
このボリューミーで印象に残るを800円で提供しているということで、連日ランチに行列ができているのもなんだか納得です。
登喜和 (中華料理 / 西新宿駅、中野坂上駅、都庁前駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.3
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