昭和から愛される「紀伊國屋ビル名店街」の「モンスナック」が「野村ビル」で復活!
昭和39年から「紀伊國屋書店 新宿本店」の地下一階「紀伊國屋ビル名店街」にあり、長い間愛され続けてきた、カレースタンド「モンスナック」。
ビルの耐震補強工事昨年2021年7月15日により、閉店すると報道されると、ただでさえ毎日行列となる人気店の行列が、より長くなる日も多くなり、惜しまれつつ閉店した名店です。
そんな「モンスナック」の復活を待ち望むファンも多かったようですが、それがなんと今年1月14日、西新宿の「新宿野村ビル」に移転するとのこと!
オープン前からフロアに看板が出ていたので、楽しみにしていたのですが、週末オープンしてすぐ食べたくなり行ってきました。
「モンスナック」の場所は、地下2階と思いきや地下一階
「新宿野村ビル」の地下二階のレストランフロアには、「ハシヤ」や「麺屋翔みなと」など多数の飲食店があり、「モンスナック」もそのフロアを思いきや、地下1階にありました。
青梅街道の入口の方から行くとぐるっと回るので、反対側の「バリラックスガーデン新宿」「ラ・ベットラ ペル トゥッティ 新宿本店」の方から行くと近いです。
開店5分前くらいに訪れると、まだ行列はなく待っているとお店の方が「お寒い中ありがとうございます」と声をかけて下さいました。
券売機で食券を買ってから席へ
券売機の前に立つと店員さんから「券売機制」になりました、とのこと。常連さんらしき方の中には、以前のように席に座る方も多かったです。
メニューは下記の通りで、「カツカレー」のほか、下記のライナップです。
今回は自分は「カツカレー」にチーズのトッピング、ごはん少な目、家族は「カツカレー」の普通盛りを注文しました。
店内はカウンター席のみ14席
店内は席幅が移転前から比べると、比較的ゆったりしているような?長いカウンター席のみ。
新しいお店でありながら、随所に良き昭和の時代を思わせるエッセンスが香ります。
そして荷物の多い自分にとって嬉しかったのが、足元にかなり多めの荷物入れが各席ごとに設置されていること。
大きめのかばんも、さっとコンパクトに置いて食べられます。
コスパ抜群!昭和生まれのサラサラカレーが再び!
券売機では一番左上にメニューがあり、店内でも多くの方が頼んでいた「カツカレー」。900円とリーズナブルでボリューム満点さも魅力。
家族が頼んだ普通盛りは、深めのお皿にたっぷりとサラサラルーが入っていて、大きなカツ&ごはんもかなりしっかり。
ごはんの量を、半分、少な目でオーダーされている方が多いのが印象的でしたが、逆に言うとめちゃくちゃ食べる方などは、大盛にしなくてもリーズナブルに満腹になれるのが魅力ですね!
卓上には、福神漬けと緑の漬物がありました。どちらもたっぷり入れて食べるのが好きです。
カレーを混ぜるタイミングを考えながら味わえるのも、このお店ならでは?
「モンスナック」を象徴するサラサラタイプのカレーは、どのタイミングで混ぜるか考えながら味わえるのも楽しみかな、と個人的には思います。
自分は普段は、初めからルーをごはんにまんべんなく混ぜる派なのですが、今回はチーズトッピングで、チーズが結構とろとろだったので作戦変更。
混ざらないよう、はじめ少しずつ最後は混ぜて、といった具合に楽しみました。
西新宿のオフィス街ということで、平日のランチはもちろん、夜も少し遅めまで営業しているので、呑んだ後の〆カレーにもよさそうですね。
近隣住民としては、休日のランチに名店が加わったことがなにより、嬉しい!
土日のランチの選択肢がまた一つ増えました。
モンスナック 新宿野村ビル店 (カレーライス / 西新宿駅、新宿西口駅、都庁前駅)
昼総合点★★★★☆ 4.2